2010/4/26

IE6をご利用の方へ

営業社員日記

みなさん、インターネットブラウザは何をご利用ですか？

弊社のアクセスログを見ると、Internet Explorer（IE）、Firefox、Safariで全体の９割を超えます。

特にIEの利用者は多いですね。マイクロソフトのソフトなので、利用者が多いのも当然と言えば当然です。

IEと言っても実はたくさんのバージョンがあります。見た目では分からないかもしれませんが、ツールバーの「ヘルプ」-「バージョン情報」などをみると、バージョンがわかります。

最新のバージョンはIE8です。新しい機能やセキュリティ上のリスクが低減されているので、基本的には常にバージョンアップして最新のブラウザを使う方が安心です。

ただ、大きな組織などであるのですが、業務システムが古いバージョンに対応していないので、仕方なくIE6を使っているということがあります。IE7が2006年、IE8が2009年に公開されてからかなり時間が経ちました。当時は、業務システムが対応していないから、という理由で古いバージョンを使っている場合がありましたが、もう一度、業務システムの対応ブラウザのバージョンを確認されることをお勧めします。もしかすると、新しいバージョンの対応ができているかもしれません。

こういうネタを書いているのにはわけがあります。先にもあげましたが、古いバージョンのソフトを使い続けることは、セキュリティ上のリスクが伴います。最近は極めて悪質なコンピューターウイルスも出ています。セキュリティ対策ソフトを使うことはもちろんですが、ソフトのバージョンアップをするということも、セキュリティ面において重要なことです。

IE6は、2001年に公開されていますので、10年近く経っています。近い将来、IE6での閲覧を保証しないWEBサイトが増えてきます。動画配信で有名なYoutubeは2010年3月にIE6での閲覧の保証を止めました。おそらく大手のWEBサイトを中心にこの動きはますます進むものと思われます。

IE6の葬儀？？？

面白いニュースがありました。

2010年3月4日に、アメリカのWEBデザイン会社が、IE6の葬儀を開催したんだそうです。IE6での閲覧保証を停止するサイトが増えてきたことを受けてのイベントです。

100名近くの参加者があったらしいです。IEの開発元であるマイクロソフトから「素晴らしい時をありがとう」というメッセージとともに献花があったそうです。マイクロソフトもIE6の時代を終わらせたいと思っているんでしょうかね。

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